2026年生成AI時代の出願戦略:生成型AIとカウンセラーの併用のすすめ

2025年に「生成型AIでEMBA/MBA留学カウンセラーは必要なくなるのか?」というテーマでブログを執筆させて頂きました。その後の1年でAIはめまぐるしい勢いで進歩しており、2026年現在の現在の状況を鑑みて再度同様のテーマで執筆しようと思います。

2026年2月現在の結論はシンプルです。“作業”はAIでの代替が進む一方、合否を左右する“本人性・戦略”はAIでの代替は不可能となります。

2026年何が変わった?AIは「文章作成」から「エージェント」へ

生成AIは、検索→要約→文章作成に加え、複数ステップのタスクをまとめて進める「エージェント」へと進化しました。各社のAIがAIエージェントをテーマに掲げて、調査・整理・作成まで一気通貫で進める方向性が示されています。

生成AIが得意な領域

1) 情報収集・比較(候補校の絞り込み)
  • 学費・期間・通学頻度・要件・奨学金を条件付きで比較表にする
  • 「譲れない条件(家族/仕事/予算/勤務地)」を入れて、候補を3〜5校に圧縮する

最終確認は必ず公式サイトや募集要項(一次情報)で。AIの回答は必ずしも正しいものとは限らないので必ず人間の目による確認が必要になります。

2) 書類・面接の下準備(骨子づくりと反復練習)
  • 職務経験を構造化し、エッセイの骨子を作る
  • 想定質問→深掘り→改善点、を高速で回して練習量を稼ぐ
  • 締切・推薦状・ToDoをプロジェクト管理として見える化する

AIの落とし穴

落とし穴1:文章が綺麗になるほど「本人らしさ」が消える

AIで整えるほど、個人の経験なども表層的な形になってしまい、「量産型」に見えやすい。各社の経験のうちどの点が重要かをAIが判断するのはまだ難しい。

落とし穴2:AI利用ポリシーは学校ごとに違う

出願書類を生成AIで書くこと自体を“不適切”として明記するMBAもあります。一方で、利用するなら「ツール名とURLを末尾に記載して引用」する趣旨の注記を置く学校もあります。AI活用は“自己判断”ではなく“規約確認”が前提です。

それでもカウンセラーが価値を出せる領域

  • Post EMBA, MBAを見据えたキャリア戦略:AIでは限界がある部分
  • 経歴・経験のエッセイへの落とし込み:本人も気づかない強みを掘り、説得力あるストーリーに編集

最適解:AI×カウンセラーの役割分担

  • AIに任せる:情報整理、比較表、叩き台、反復練習、タスク管理
  • 人が担う:説得力のあるCV&エッセイ作成、学校選択、最終仕上げ

まとめ:カウンセラーは「不要」ではなく「役割が変わる」

生成型AIの進化で出願は確実にラクになりました。だからこそ差がつくのは、本人性、戦略そして“合格のための最短距離でのアプローチ”です。Next Stage Oxfordでは、合否の分かれ目となる重要部分へ時間を集中するプロセス設計を行っているため、生徒も最短距離での合格を目指せます。