EMBA・MBA出願書類CV(レジュメ)とJD(ジョブディスクリプション) – 違いについて簡単に解説

ここ最近、お蔭様でCV添削サービスの受講者が増えており、その中で受講生のかたに誤解が多かったのが今回のテーマでしたので、簡単に記載してみようと思います。

もちろん、CVは候補者側の作成資料でありJDは企業側がポジション募集のために作成するものであり、作成主体が異なります。上記のとおり作成主体が異なるため、内容についても異なります。転職経験のあるかたほど、両者を混同される方が多いような実感があります。

ますJDの目的は、上記のとおりポジションの募集で用いられるため、求められる経験や知識・業務内容などを記載していく事になります。例えば、経理のポジションであれば、経費精算のチェック、仕訳の入力、固定資産の登録・除却、在庫の評価、引当金の計算といった形になります。また多くの方が転職サイトなどで見るのも、この形式のものになります。

一方で、EMBA・MBAのCV(レジュメ)は、上記のように日常業務内容を記載しても読み手は仕事内容の前提知識もないため、全く響かない書類になってしまいます。ではどうするか?ですが、答えは簡単で“自己アピール書類として考える”という意識を持つという事です。

上記のような意識を持つと、単なる業務内容の羅列を記載することがなく、いままで自分が達成した業績(アチーブメント)などに意識を向けて記載していくことが出来るようになります。

もちろん、マネージャー経験を記載する場合などはJDの記載方法と近い形になる事もあります。ただ、”自己アピール書類として考える”という意識があれば、そのような項目であってもより相手に響く表現を自然と選ぶ意識が働くと思います。

上記を意識したうえでCVの作成を進めて頂けると、よりEMBA・MBA合格に近づくCVが作成できると思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です