【最新速報】2025海外EMBAインタビューのトレンドについて

ここ最近のEMBAのインタヴューのトレンドについて、今回のブログで取り上げてみようと思います。新しい傾向もあるので、受験を考えているかたはぜひご一読下さい。

以前のブログにて、EMBAインタビューの回答準備に関する内容を記載しました。該当記事のリンク先はこちらになります。
EMBAインタヴュー対策についてー 回答準備編 | Next Stage Oxford

基本的な準備対策の方法としては、上記のとおりで2025年も問題ないのですがそれに加えて1点少し特徴的な形式を追加しているスクールが出始めているので、その点について解説していきます。

それはVideo presentationになります。

私がこの方式を把握したのが、ちょうど去年Oxfordのビジネススクールが出願プロセスについて説明するセッションがあり、そこに参加した際にアドミッションがこの新方式について触れていた時でした。

これは、エッセイの1つについてレコーディング機能等を利用して予めエッセイ内容の1問について指定時間内で回答を簡単に説明し、それも出願資料として提出するというものでした。最初にこの方式を聞いた際には、ノン・ネイティブの受験生にとっては少し厳しい追加だなというのが正直な感想でした。

とは言え、こちらは事前録画なので裏を返せばエッセイと同様にしっかり下準備をして臨むことは可能です。この課題の難しいところが、仮に完璧に準備をして完全な録画を作成&提供した場合、例えば本番インタヴューで別のエッセイの回答について、同じように要約して回答しろと言われたとします。この場合に事前提出と本番インタヴューの間に大きな差が出てしまい、語学力に懸念を抱かれる可能性があります。

ではどうすればいいのかですが、もちろん回答内容はしっかり準備する必要はありますが、実際の朗読しての練習についてはあまりやりこみ過ぎないのがよいと思います。一般的なインタヴュー質問もそうですが、あまり練習を繰り返してしまうとどうしても回答の際に原稿を読んでいるように聞こえてしまい、面接官の印象もあまり良くありません。

この時は、Oxford独自のユニークな方式だと思ったのですが、他にもエッセイの内容ではないもののケーススタディの回答をプレゼンさせたりと、プレゼンを事前録画させて出願書類の一つに含めさせているビジネススクールも何校かありました。

試験官も動画を見る必要があり負担が増加するため、この傾向がすぐに爆発的に増えるという事はないと思われます。しかし、間違いなく採用する学校は増えると予想されるため最新トレンドの一つとして、受験生側としては把握しておく必要があります。