Oxford EMBA 2025 J25 – 大森 貴之 さま

1. 出願校:

Oxford Executive MBA

2. 合格校:

Oxford Executive MBA

3. なぜOxford EMBAを?

自分はロンドンに住んでおり、ロンドンでFinTech関連のビジネスを起業したいと考えていたので、Financeや起業家育成に強いOxfordを選びました。また、現在すでに日仏で2社の会社を経営していることや、過去に日本でMBAを取得していたことからも、通常のMBAと比較するとより経営層向けのカリキュラムであるEMBAが自分にはフィットしていると感じました。特にクラスメイトには会社経営者や大企業の経営層が多く、そういった人たちとのネットワークは、自社を経営する上で非常に魅力的だと感じました。最終的な志望校決定に向けてキャンパスビジットも行いました。偶然知人にオックスブリッジ両校の卒業生がいたので、両校のビジネススクールを訪問し、現地でのイベントにも参加しました。Essay作成やインタビューの際に、実際にキャンパスを訪れた経験はストーリー作成の面で非常に役に立ちました。

4. サービスを利用してみて

サービスを利用する決め手は、やはり田村さん自身がOxford EMBAの卒業生であることです。なかなかEMBAの合格体験記や準備方法に関する情報が見つからない中、どうにかNext Stage Oxfordのサイトにたどり着き、情報の量と質から「合格に向けた最短ルートを示してくれるに違いない」と感じて、サービス利用を相談しました。サービスを利用して一番心強かったのは、実際にOxford EMBAに合格したEssayをご共有いただき、過去の合格者の経歴などを教えていただいたことです。自分に合格の可能性があるのか、受験準備が間に合うのかといった不安を早期に解消できたことが非常にありがたかったです。求められている水準が分からないまま受験勉強をするほど非効率なことはないと思うので、もし受験を検討されている方がいれば、すぐに田村さんにご相談することをお勧めします。

5. 短期合格の秘訣は?

Oxford EMBAの受験を志したタイミングは、ちょうど1月入学のRound5締切の1ヶ月ほど前でした。翌年9月入学に向けてじっくり準備することも考えましたが、自分の経歴とOxfordが求める水準を照らし合わせた時に「急げばギリギリ資料が間に合うのでは?」と考え、準備をスタートしました。おそらく一番時間がかかるのは、Oxfordが求めるEssayではないでしょうか。こちらに関しては田村さんとJeffさんの丁寧なサポートがあり、特に困ることなくスムーズに準備を進めることができました。ポイントとしては、最初から完成形を作ろうとせず、まずは自分の経歴からEssayに活かせるストーリーや出来事を日本語で箇条書きにし、最終的にEssayの枠に落とし込んでいくことかと思います。多くの人にとって英語でのEssay作成は慣れないことだと思いますので、まずはEssayのテーマに沿って書ける自分の経験を多く書き出すことができれば、半分近く完成したと言えるかと思います。
インタビュー対策については、書類選考通過通知から1週間後にインタビューが設定されたので、準備期間としては短いと感じました。ただ、Oxfordのインタビューで求められることは志望動機やこれまでの経験から学んだことなので、そこまで気負う必要はないかと思います。しかし「どれだけ綺麗にストーリーを伝えられるか?」が重要です。こちらについても田村さんとJeffさんにブラッシュアップしていただけたので、特に心配する必要はありませんでした。
結果的には短期合格となりましたが、受験プロセス全体の所感としては、かなり時間的余裕を持って対策ができたと思います。もちろん田村さんやJeffさんのサポートあってこそですが、EMBAの場合は「これまでの経歴とそこから何を学んだのか?」が最も重要視されているように感じます。そのコアの部分さえ見つけ整理することができれば、短期合格も難しくないかと思います。言い換えると、これまでの経験や学びがOxford EMBAの求める水準に達していない場合は、まだ受験するタイミングではないのかもしれません。学校が公式に提供しているCV reviewサービスを積極的に利用し、早めに受験のタイミングを検討することをお勧めします。

6. 受講を考えている生徒に一言

「自分のストーリーに自信を持って!」
Oxford受験は多くの人にとってストレスが多く、超えなければならないハードルがいくつもあるかと思います。Oxfordはあなたのこれまでのチャレンジや、そこから学んだ経験がEMBAのクラスメイトに貢献できるのかを適切に評価してくれると思います。これまでの経験を踏まえ、これからのチャレンジにおいてOxford EMBAがなぜ必要なのかをストーリーとしてクリアにできたと思ったら、自信を持って受験にチャレンジしてみてください!その際に田村さんとJeffさんがあなたの受験プロセスにおいて必ず大きな力になってくれるでしょう。

プロフィール

大森 貴之
RouteX Inc. Founder & CEO

学生時代にデロイトトーマツベンチャーサポート、Coral Capitalにてスタートアップコミュニティの運営に従事。京都大学経営管理大学院在籍時に学内優秀賞を受賞したビジネスプランを元に2018年 RouteX Inc.を学生起業として創業。海外のスタートアップ・エコシステムのリサーチを専門とし、世界中のスタートアップのビジネスモデルやテクノロジーの分析を行なっている。RouteX Inc. ロシア法人(戦争の影響により撤退)、フランス法人の設立に従事し、海外での事業立ち上げや交渉経験が豊富。

海外渡航歴111ヶ国
モスクワ大学政治学修士課程中退
京都大学経営管理大学院同窓会長歴任
京都大学MBA (経営学修士) 修了

カウンセラーから

大森さんから受講の相談があったのは、10月の初旬で最終のデッドラインが11月初旬と約1か月の準備期間という状況でした。いままでのカウンセラー歴8年の中でも1か月の準備期間で合格した方がいなかったので、正直お受けするか最初は否か悩みました。

しかしながら、共同カウンセラーのネイティブJeffも奇跡的に余裕があったことや大森さんのOxfordにぜひ行きたいという想いに打たれてお引き受けしました。かなりハードなスケジュールでCV作成やエッセイ・インタヴュー対策など詰め込みにはなりましたが、その全てを計画どおりに実施する遂行能力の高さにも驚きでした。

Oxford EMBAの合格はまだスタートラインに立ったということなので、これから2年間ぜひOxford EMBAの旅を楽しんで下さい。

改めて本当におめでとうございます!!!!

2024年12月16日