MBAフェアで「パンフレットをもらって終わり」にしないための5つの準備
MBAフェアに参加したものの、各校のブースを回ってパンフレットを受け取り、簡単な説明を聞いて帰ってきた。数日後に振り返ってみると、ウェブサイトで読める以上の情報は何も得られていなかった——。
こうした経験をされた方は少なくないと思います。私自身、Oxfordへの出願を検討していた時期にイベント参加しただけで満足してしまい、結局疲れて終わってしまったという事がありました。
問題はイベントの質ではなく、準備です。ここ数年、出願支援を通じて多くの方の事前準備と事後の振り返りを見てきた経験から、限られた時間を成果に変えるための準備を5つに整理しました。
1. 「全校を回る」のをやめる
一対一形式のイベントでは、1校あたりの面談時間はおよそ25分です。1日で確保できるのは、現実的に4〜6校ほど。
にもかかわらず、多くの方が「せっかくだから」と可能な限り多くのブースを回ろうとします。結果として、どの学校とも表面的な会話で終わります。
事前に第一志望群を3校程度に絞り、そこに時間を集中させてください。残りの枠は、自分では選ばなかったが条件に合う学校に充てる。この配分のほうが、はるかに多くを持ち帰れます。
2. 質問を「調べればわかること」から切り離す
「カリキュラムの特徴は何ですか」「奨学金はありますか」——これらはウェブサイトに書いてあります。貴重な25分をここに使うのは非常にもったいないです。
代わりに、その場にいる人にしか答えられない質問を用意してください。
- 私と似た経歴(業界・年次・職種)の卒業生は、どのようなキャリアに進んでいますか
- 私のバックグラウンドで、出願時に懸念点になりうるのはどこだと思いますか
- 直近のコホートの日本人の割合と、彼らが卒業後どうしているか教えてください
- 他の類似ビジネススクールとの最大の差別化要素を教えてください
3つ目のような質問には、相手も一般論では答えられません。具体的な回答が返ってくれば、その学校との相性が見えてきます。
3. CVを持参する
意外に多くの方が手ぶらで参加されます。しかしアドミッション担当者にとって、あなたの経歴が見えているかどうかで、会話の質は決定的に変わります。
完成版である必要はありません。英文1枚、現時点のもので構いません。「これが私の経歴です」と示せるだけで、相手は具体的なアドバイスができるようになります。ただ、もちろんですが、CVのクオリティが高いにこしたことはないので、その点に不安があるかたは別途作成サポートサービスも提供しているので、問い合わせください。
4. 資金計画の現在地を言語化しておく
学費をどう工面するのか。自費なのか、会社の支援を狙うのか、ローンを検討するのか。家族の合意は取れているのか。
ここが曖昧なまま出願準備を進めると、合格後に止まります。実際、合格を得たものの資金面で進学を断念されるケースを何度も見てきました。私自身も会計士であり比較的この類の仕事は得意な方でしたが、それでも為替の影響など少しヒヤッとした場面もありました。
正直に述べると、現在の極端な円安の為替水準では、自費でトップスクールに進学した場合、卒業後の年収増だけで短期的に投資を回収することは容易ではありません。それでも進学に価値があると考えるなら、その価値が何なのかを自分の言葉で説明できるようにしておく。この作業は、エッセイや面接でも必ず効いてきます。
5. 当日中に記録を残す
面談で得た情報は、翌日には驚くほど曖昧になります。学校ごとに、担当者の名前、印象、聞いた具体的な話、次のアクションを、その日のうちにメモしてください。
出願校を最終決定する段階で、この記録が判断材料になります。
9月5日、東京でお会いしましょう
2026年9月5日(土)、The Tokyo EDITION 虎ノ門で開催される Access MBA Tokyo に、Next Stage Oxford として参加します。参加は無料です。
セッション登壇(13:05 – 13:30) 「Inside Oxford: The Experience, the Network, and Life After Graduation」
Oxford Saïd Business School での学生生活、カレッジでの経験、そして卒業後にキャリアがどう変わったかを、実体験からお話しします。パンフレットには書かれていない、働きながら学ぶ現実や、資金計画の実務にも触れる予定です。最後に質疑応答の時間を設けます。
個別 Resume Review(25分)
Oxford MBA修了生かつ公認会計士の視点から、CVを一人ひとり拝見します。強みの見せ方、経歴上の懸念点への対処、出願準備の現在地を具体的にお伝えし、最後に書面のサマリーをお渡しします。
上記3番でお伝えしたとおり、英語CVをご持参ください。 当日受付でスケジュールが確定するため、面談をご希望の方は早めのご来場をおすすめします。事前に弊社の申し込みフォームに記入頂き英語のCVをメールにて
htamura@interarcconsulting.com
までお送り頂けた場合は、CVを採点した診断レポートも付与して当日お渡しします。
この診断レポート、かなり時間とコストをかけて構築したものになるのでぜひご利用ください。業界初の画期的なレポートになります。
▶ 参加登録はこちら(無料) https://www.accessmba.com/l/2ij
面談枠には限りがあります。
