IELTSの試験前日、当日の過ごし方

今回はIELTSの試験前日、当日の過ごし方について。

IELTSの試験前日、および試験当日どのように過ごせばいいのか、悩む方も多いかと思います。私が受験した際にも、なかなか試験の時に最高の状態にもって行くことが出来ず苦労しました。これが正解、というようなものはないのですが、自分が受験生の時に実施して、良かったなと思った過ごし方について、簡単に記述します。 続きを読む

Oxford Executive MBA 授業- module5

Module 5はFirms & Market Part2 (マクロ経済) とStrategy Part1 (戦略論) の2科目。StrategyはProf Thomas Powellで、メインテキストとしてはGrant (2016), Contemporary Strategy Analysisが使用されるとのアナウンスが事前にあったので、それを中心に準備をして参加。このテキスト自体は戦略論の基本書として有名なので、版は古いですが日本語訳も出版されています。 続きを読む

日本のEMBAスクール

ここ最近は海外のEMBAスクールの情報のみをピックアップしていたので、国内のEMBAスクールについて少し記載してみたいと思います。日本国内でもEMBAは徐々に浸透してきているようで、今年の9月からは一橋大学でもプログラムを開校するようです。
http://www.ibs.ics.hit-u.ac.jp/jp/news/2016/09/16093034.html 続きを読む

Oxford Executive MBA 授業- module3 (インド module)

今回のOxford EMBA module3は必修の海外モジュールの一つ、インドモジュールです。インドのIT都市として有名なバンガロールで授業と企業訪問を。日曜日の午後からスタートして、金曜日に終了という流れで進んで行き、各日とも午前中に授業を行い、午後は企業訪問という組み合わせで行われました。Oxfrod EMBAではもう一つ必修の海外モジュールがあるのですが、それは翌年開講予定で、中国になります。 続きを読む

Oxford EMBAの単位認定(6/4加筆)

私もプログラムが始まるまで、単位認定について良く理解しておらず、Recruiting ManagerとのInterviewの際にも聞いたのですが、テスト・個人提出物及びグループワークを組み合わせて行う、という回答のみで明確にどのような感じなのかは、聞くことが出来ませんでした。そのため、私の中では勝手に大体1/3ずつかな、と想像していたのですが全く異なっており、Oxford EMBAの試験については、全体のうちの約7割が個人の提出物で、2割がグループワーク、1割が試験、といった感じでした。 続きを読む

Oxford Executive MBA 授業- module 1 – その2

その1が長くなってしまったので、
後半の以下3つについては、こちらで簡単に触れたいと思います。

  1. Analytics
  2. Entrepreneurship
  3. Global rules of the game

今回、授業の中で最も時間を割いたのがこのAnalyticsでした。金曜日は3h × 3コマが統計額の授業に当てられていたのですが、もう少し科目分散したほうが、生徒も集中出来るのかなと、個人的には思いました。内容としては、分散や相関係数など基礎的な数学の確認から開始。この時点で、脱落しかかっている生徒もいて、数学のバックグラウンドが若干でもある人と、全くない人との差がいきなり歴然と現れる状況に。EMBAは実務経験でGMATをwaiverすることも可能なので、そういった形で入学すると、このような場面で苦労するのかも知れません。

その後は、サンプルによるエラーやT-stat、標準偏差など統計学の初歩中の初歩について、先生が丁寧に解説を。教授自体、Actorのように役を演じているような感じで授業が進んで行き、リアクション一つとっても計算されているような感じがして、数学嫌いな人にも飽きさせないような形で、授業は進んでいきました。

一週間の授業のなかで、唯一、苦労なくついて行くことが出来たのが、この授業だったので個人的にはストレスが少なく、とは言え、統計の基礎知識の復習やエクセルでの統計ツールの使用方法など、得ることも多く充実していました。さすがに、9時間のうち、ラスト1時間ほどは、ぐったりしていましたが、とりあえず授業自体は理解できたので、帰国後に復習をして定着させます。

Entrepreneurshipは最も力を入れている科目の一つになります。それは、他の科目が全て0.5単位or 1単位で構成されているのに対し、Entrepreneurshipは2単位という点からも分かります。ちなみに、EMBAは20単位のうち19単位取得しないと卒業できないので、このEntrepreneurshipで単位を落としてしまうと、自動的に卒業負荷となります。ということで、少しどきどきしながらの授業でしたが、今回はEntrepreneurshipとは何か、授業で教えられること、教えられないこと、実際のモデルケースの紹介、という形で進んでいきました。この中で、The lean start upの書籍についても触れられました。この書籍自体は、日本語でも出版されており、有名なのでご存知のかたもいると思いますが、この本で述べられている内容については、所与のものとして進んでいくそうなので、各自キャッチアップすることに。まだ、どういう形で授業が進んでいくか見えてこないので、次回以降、詳細も分かってくると思います。

最後にGlobal rules of the gameについて。これは二人の教授が携わっており、そのうちの一人は日本人の教授でした。EMBA programでは、インドモジュールと中国モジュールという海外モジュールが2つあり、その授業についての説明でした。Ruleの必要性、そのルールにおける政府の役割について、などが授業にて説明されました。また、インドでの製薬会社の治験が活発化している状況について、政府・企業・ロビー活動などの役割に分かれて、治験における事件が発生してから、謝罪会見、ロビー活動、取材、国際的な新たなルールの制定などを、各チームがそれぞれの役割に分かれて、ケースを実際に進めてみることに。とは言え、各チームそれぞれ別々の課題資料が与えられ、かつその分量も多くそれを理解するのに時間がかかり、授業の後半は教室内で混乱が起きており、若干カオスな状況になっていました。とは言え、このプログラムのメインは、あくまでインド・中国での授業になるので、今日のプログラムは簡単な紹介程度の内容でした。

1週目のmodule終わるころに、2週目の事前課題が発表されたのですが、相変わらずボリュームが多く帰国後も毎日課題に追われることに。ケーススタディ4つ分、統計の教科書約70ページ、授業のスライド(約150ページ分) & Excelの統計ツールの使い方確認、論文の書き方(120ページほど)が課題でした。加えて、ディスカッション力のなさをmodule中に痛感したので、上記に加えてディスカッションの練習も毎日実施することに。

2nd module がまた始まりますが、今回は予習・復習も念入りに実施し少し自信を持って臨めそうなので、ディスカッションに積極的に参加する、というのを今回のモジュールの目標に。もちろん、内容を理解したうえで、という条件付きにはなりますが。

Oxford Executive MBA 授業- module 1 – その1

今日はOxfordのExecutive MBAの授業内容について少し触れたいと思います。

1st moduleはオリエンテーション的な位置づけてもあることから、いわゆる導入部分的な意味合いの授業も多く、プログラム始まる前は意外といけるかも?と、なぜか若干楽観的だったのですが、1日目に早々にその甘い期待は打砕かれることになりました。。 続きを読む

EMBA入学準備手続き

EMBAの事前課題とともに、時間を要したものとして入学準備手続きがあったので、もし参考になれば、と思い今回はEMBAの入学準備手続きについて。

具体的には、以下の書類を提出&準備しました。
1. Financial Declaration form
2. Employer form
3. College Preference
4. University Card form
5. Student profile用の写真
6. Visa用のSupport letter
7. Medical check sheet
8. Depositの支払い

Financial Declaration formは、授業料などの支払いに十分な資力があることについての宣誓書兼、Offer Letterの受け入れを証するものになります。この宣誓書については、Evidenceの添付も求められており、残高証明書も併せて提出しました。親族からの資金援助の際にも、サイン入りのサポートレター+その親族のBank Statementまで要求されており、かなり厳しい要件になっていました。私の場合、Declaration form提出の際には、自己資金のみではフルでカバー出来ていなかったので、実はこれが一番苦労して、かつ時間がかかった箇所でした。結局Dueも延ばしてもらい、最終的には合格取消の1週間前までと、綱渡りの状況で受験及び合格プロセスの中で一番反省しているところです。

Employer formはEMBAならではの書類かと思います。EMBAは勤務しながら通学するのが前提なので、勤務先の理解が必ず必要になります。仕事の都合で通学が難しくなるのを防ぐため、合格者が通学することについて会社として認めること、また最大限のサポートをすることについて、会社の代表者のサイン、及びメンターの設定を求めたものです。こちらも、日本の会社ではなかなかサインしてくれることろは少ないかもしれません。

College Preferenceについては、私の通っている学校はcollege制を敷いているので、希望を記載するものになります。もちろん、学校から各カレッジの内容が簡潔に記載されたガイドブックも送られてきたのですが、college数が非常に多いのと、違いや特色が今一つ日本から分かり辛く、Admissionのかたや、在校生のかたに色々と話を聞いたうえで、最終的に決めました。全てのカレッジが選択可能な訳ではないので、運の要素もかなりありますので、そこまで神経質にならなくても良いかとは思います。

Visaについては、少し長くなるので別記事で詳細を記載しますが、Visa申請の際に学校のサポートレターが必要になるのですが、これは学校も慣れているので、Request出せばすぐに原本を送付してくれます。

Medical Checkについては、今までの病歴や予防接種を全て記載するのですが、予防接種にかかる単語が全く分からずに、辞書と格闘しながら記載をしていました。本当に正しい内容で送れているか、少し自信がないのですが、今のところ、エラーで引っかかったという連絡はないので、とりあえずは手続きは進んでいると思います。

提出&準備したしたものは、上記のみなのですが、それぞれ、ものすごいボリュームの規定集やガイドブックがあり、それを読むのも非常に時間がかかりました。入学準備についても、それなえりの時間を割かれることになるのは、頭の片隅に入れて置いたが良いと思います。