EMBA LBSエッセイテーマ解説の続き

前回、LBS EMBA のエッセイのうちQuestion1の解説でかなり分量が多くなってしまい、Question2の解説ができなかったので、今回はQuestion2について解説していきます。

LBS EMBAエッセイQuestion2の問題を、再掲します。

Question 2 (Between 500 and 600 words)
Describe what it would mean to you personally to be an alumnus of London Business School, what you believe membership of the community represents, and how you would give back to London Business School in the future.

この問題は、よく読まないと見落としてしまいがちなのですが、①what it would mean to you personally to be an alumnus of London Business School ②what you believe membership of the community represents ③how you would give back to London Business School in the futureの3つから構成されています。そのため、まずこの3つについて明確に回答する、というのが重要になります。

Question1のエッセイと異なり、こちらは基本的にはLBS卒業後、のことを聞かれています。この設問の趣旨は何でしょうか。これは、LBSは学校として卒業生のネットワークを非常に重要視しており、そのことを候補者も理解しているか、という点と、単純に学校側からあなたに合格通知を出す、というメリットを確認するものになります。

EMBA, MBAは日本の学校と異なり、スクールのランキングを上げないことには生徒数も集まらず、結果的には学校の運営も困難になります。そのため、究極的には、EMBA, MBAランキング上昇や学校の発展に貢献する可能性のある候補者、を採用したいと考えています。エッセイを読んで、この候補者は確かに、うちの学校に役に立つな(言葉は悪いですが)、と思うような回答を記載す必要があり、学校側の視点にも立つ、というのが非常に重要になります。

私なら、最後のhow you would give back to London Business School in the futureの箇所は、①自分自身の価値を高めて、間接的にLBSのブランドイメージ上昇に貢献する②日本におけるLBS EMBAプログラムについての認知度を上げることに貢献する、という2点を、具体例入れながら回答していくと思います。

次回は、ケンブリッジのエッセイテーマを取り上げて、解説していきたいと思います。

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