先日、毎年恒例のファイナンシャルタイムズの2019 EMBAランキングが発表されたので、今回はそれをテーマに取り上げようと思います。
まずはランキングのリンク先について
http://rankings.ft.com/businessschoolrankings/executive-mba-ranking-2019
Oxfordがまた、Top10内に返り咲いているのが個人的には嬉しかったです。さすがに、昨年のランキングは少し低すぎるのでは、と思っていたので、やはりこの辺りが現状の実力なのかなという気はします。
そして、Top10内の顔ぶれを見ると、、、Oxford以外全て、複数の学校でのジョイントプログラムか、本校以外に他国(中国など)に分校がある学校となっています。ジョイントプログラム自体が、ランキングアップに貢献しているのか、そもそも単独プログラムでも人気があったのでジョイントプログラムが実施できるのか、という因果関係がまだこの短期間では分からずですが、この傾向はしばらく続く感じがします。特にHEC Parisが1位と3位に来ているので、有名校の中でも、頭一つ抜けています。
また、フランスの名門INSEADが2017年8位、2018年13位、2019年19位と、3年連続で順位が下がっているのが気になります。MBAではINSEADは引き続きTop5以内に入っているので、ビジネススクール自体のランキングではなく、EMBAのみが沈んでいる状況です。さすがに、Top20から外れるということは考えにくいですが、2020年もINSEADについては注視したいと思います。