Executive MBA ranking 2022 from Financial Times 

今年もファイナンシャルタイムズのEMBAランキングが発表されましたので、少しコメントしたいと思います。まずは、リンク先ですが、以下になります。

https://rankings.ft.com/rankings/2876/emba-2022

オックスフォードは12位から15位へとランクを落としてしまっていました。卒業生としては少し残念ですが、イギリス内では引き続き1位の座をキープしています。また、学長コメントとして、クライテリアの一つである、 ‘aims achieved’が世界4位であったという点、ハイライトしていました。同じイギリスのスクールでMBAでは水をあけられているCambridgeですが、なぜかEMBAでは状況が逆転しており、今回もイギリス内のみでも5位のランクでした。

一方、世界1位はKellog/HKUSTでした。ここはロケーションが日本からも近いこともあり、日本人のなかでも知名度が高いスクールの一つかと思います。HEC Parisがトップ3から陥落してしまい、上位3校がアジア系のスクール(厳密に言うとジョイントプログラムもあり、純粋なアジアスクールではないですが)、が占めているという点も特筆すべき箇所かと。

昨年今後の動向に注目したい、とコメントしたINSEADですが、こちらはシングルプログラムは今回も17位でトップ10圏外でした。ただ、ジョイントプログラムが3位に入っているので、そちらに学生が流れている、という可能性はあります。ジョイントとシングル両方あるスクールは、どうしてもジョイントの方に人気が集中する傾向にあります。

なお、日本のEMBAは残念ながら、今年もランキングには入っておらずでした。

 

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